【コンプレックスは向上心の表れ】

「主婦コンプレックス」と聞いてイメージが出来ますか?

筆者が、専業主婦で子育てに専念していた頃、
「自分には仕事がない、自立していない、将来活かせそうなスキルもない」
と自己卑下して、肝心の育児まで自信を無くし、
「ダメなお母さん」とレッテルを貼り、
子供に対して良くない影響を与えるという、負のスパイラルにしばしば落ち込んでいました。

現在、育児に奮闘されている頑張りママの皆さんにも、
同じような気持ちになった経験はありませんか?

当時を振り返って、私はその時の状態を「主婦コンプレックス」と呼んでいます。

「コンプレックス」とは、「複雑な」という意味ですが、
ここでは単に「劣等感=コンプレックス」とします。

主婦コンプレックスを抱えていた頃の自分は、無いもの探しばかりしていました。

「仕事がない、自立していない、将来活かせそうなスキルもない」

しかし、「無いもの探し」から「あるもの探し」に思考をチェンジさせるだけで

「育児に専念できる環境がある、頼れる家族がいる、今も大切にしながら将来について準備ができる」

と言えます。

事実・現象は一つ。ただ捉え方によって、自分自身の気持ちや周りに与える影響は雲泥の差です。


ただ、渦中にいる時はなかなか気が付きません。焦ったり落ち込んだり。

でも、大丈夫です。

もし、コンプレックスを感じるようなことがあれば、
それは心が理想に伸び進もうとしている向上心の表れです。

人をうらやむ気持ちや人と自分と比較して落ち込むことも、
そもそも自分の心の根っこの部分に「ありたい自分」という理想があるからです。

自分の中に理想がある、自分を素晴らしい存在だと心の奥底では信じている
だからこそコンプレックスが生じるのです。
そしてそのコンプレックスは、いつか誰かの役に立ちます。

ありのままの自分を素晴らしいと思ってくださいね。

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この記事を書いた人

ESPACE(エスパス)とはフランス語で「宇宙」や「空間」を意味します。

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