2023年8月6日に特攻隊の講演会を開催しました。
定員100名のところ、ほぼぴったりの多くの方にご来場いただきました。
(運営を合わせると、100名を越して、席の増設をするほどでした。)
沢山の方のご来場に心から感謝申し上げます。
講演会ではまず先の大戦で亡くなられた尊い御霊に1分間の黙祷を捧げ、スタート。
開会あいさつとしてエスパスのオモイをお話しました。
次に
新明和工業株式会社様より「社史~戦後の発展と軌跡」として
戦前戦中の技術、そして終戦直後の苦しかった時に仕事になりそうなものはなんでもやった歴史が
今の事業に繋がっているお話を聞きました。
また現在海上自衛隊で使用されているの新明和工業さん製作の水陸両用飛行艇の動画や
新明和工業さん始め戦中に戦闘機を製作していた国内企業が多く関わっているボーイング社の飛行機の動画を見て、
技術力や飛行機のかっこよさを感じ、歴史の繋がりを実感しました。
続いて動画を2本流しました。
今回は「小学生にも伝わるように」という目標もあったので、
板津忠正さんのお話が漫画になった
「祀る者が祀られる2~陸軍特攻隊1036英霊とともに~」
の一部分を動画にして上映しました。
さらに「トメさんの遺言ー知覧47年目の夏ー」という動画を上映し、
生前の板津忠正さんが実際に映っている映像も観ていただきました。
そして休憩をはさみ
メインスピーカーの板津昌利さんに1時間お話ししていただきました。
板津さんのお話では、
・飛行機乗りになるのは、狭き門(大人気)で、超エリートたちの集まりだったこと
・特攻は、「志願」か「命令」かのデリケートな話
・お父様のご遺族探しの奇跡的なエピソード
・お父様と知覧町役場の方々とのエピソード
・お父様とそれを支えたお母様のエピソード
・お父様が、映画「俺は、君のためにこそ死にに行く」の脚本に修正を加えたエピソード
など沢山のお話を聞かせていただきました。
板津忠正さんが、「無私の人」と呼ばれどのように振る舞われていたのかが良く伝わり感動いたしました。
板津さんのお話の後は、オカリナ演奏と歌に合わせて、スライドをみて、
参加者それぞれが特攻隊員たちに想いを馳せました。
皆さんで力を合わせて、
特攻隊員たちのことを沢山の方に知ってもらい、
考えてもらう
貴重な講演会となりました。
ありがとうございました。
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